パナマ格付け見通し「ポジティブ」に引き上げ、適格級が目前-S&P

米格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)は9日、パナマの格付け見通しを「ポジティ ブ(強含み)」に引き上げた。投資適格級への格上げの可能性が高まっ た。

パナマでは税収が伸び、景気が高ペースで拡大し、財政赤字が抑 制されている。同国の現在の格付けは「BB+」と投資適格級を一段 階下回る水準。同等の格付けが付与されている国にはエジプト、ルー マニアなどが挙げられる。

S&Pは、52億5000万ドル(約4700億円)を投じ2014年ま でにわたり拡張計画が進められているパナマ運河が、同国の景気拡大 をけん引すると指摘。マルティネリ大統領による税制改革で歳入は国 内総生産(GDP)の約0.75%相当分増加が見込まれ、同国政府の 意欲的な公共投資計画の財源確保につながると説明した。またS&P は、同国の政府債務は2010年にGDP比で1.8%と、今年の2.2% (見込み)から低下すると予想している。

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