ドッド米上院銀行委員長:単一の金融監督機関設立を提案へ-関係者

米上院銀行委員会のドッド委員長 (民主、コネティカット州)は、金融規制改革の一環として、単一の 監督機関設立を提案する意向だ。実現すれば、米連邦準備制度理事会 (FRB)や米連邦預金保険公社(FDIC)から銀行監督の権限を 奪うことになる。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

計画が非公開であることを理由に同関係者が匿名の条件で語った ところでは、ドッド委員長は通貨監督庁(OCC)と貯蓄機関監督局 (OTS)を廃止し、財務省の関係部門を新たな銀行監督当局と統合 したい考えだ。同委員長は金融規制改革の草案を10日に公表する計画 だ。

同委員長の提案は、大恐慌以来で最悪の金融危機の再来を防ぐた め、政府による金融監督の強化に向けたオバマ大統領の計画実現を目 的としている。

ドッド委員長はまた、消費者金融保護庁(CFPA)と、大手企 業による金融・経済への破壊的な影響を監視する規制当局の評議会を 設立するとともに、破たんすれば経済を揺るがしかねない企業を解体 する権限をFDICに付与することも提案する見込みだという。

関係者によれば、スタッフは依然として草案作りの作業を続けて おり、詳細は変更される可能性があるという。

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