豪州の10月の企業景況感指数が回復、約6年ぶり高水準近辺

オーストラリアの銀行大手ナシ ョナナル・オーストラリア銀行(NAB)が10日発表した10月の 豪企業景況感指数は約6年ぶり高水準近くとなった。オーストラリア 準備銀行(RBA、中央銀行)が12月に3カ月連続で利上げを実施 す余地が拡大している。

10月の同指数は前月比2ポイント上昇し16となった。9月は 同4ポイント低下した。景況感調査はNABが10月25-30日に400 社余りを対象に実施。プラスの数字は景気の先行きを楽観する回答が 悲観的な回答を上回ったことを示す。

RBAは10月と11月に0.25ポイントずつの利上げを実施し、 政策金利を3.5%とした。中国への輸出が世界的なリセッション(景 気後退)からの豪州の景気回復を支援するなかで、企業と消費者の景 況感が改善したことなどが利上げにつながった。NABはこの日、今 年の豪成長率見通しを9月時点予想の2倍の1%に引き上げた。

NABのチーフエコノミスト、アラン・オスター氏(メルボルン 在勤)は「調査結果は現在の景気動向が予想以上に良好であることを 示している」と指摘。「企業の景況感改善は続いており、非常に広範 囲にわたるものとなっている」と説明した。

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