米NY州知事:議会に歳出削減承認を要請、財政赤字是正で

米ニューヨーク州のパターソン知 事は9日、今後2年間で100億ドル(約9000億円)と推計される財政 赤字の是正に向けて、州議会議員に歳出削減を承認するよう求め、「収 入を超える暮らしはできない」と強調した。

パターソン知事は州の上下両院合同会議で演説し、10月15日に 提示した今年の32億ドルの財政赤字の解消策などを盛り込んだ計画 をあらためて表明。12億ドルの暫定歳入増大策と今後2年間で38億 ドルの歳出削減策の実施を呼び掛けた。

同知事は「この計画にわたしの政治生命を賭ける」と述べ、「ニュ ーヨーク州を抵当に入れるつもりはない」と言明した。

シエナ・リサーチ・インスティチュートの先月の世論調査による と、同知事の支持率は27%と、過去最低に近い水準。不支持率は61% だった。

同知事が勧告する歳出削減項目案には地元教育機関への支援4億 8000万ドルやメディケイド(低所得者向け公的医療保険制度)への2 億8700万ドルの支出などが盛り込まれている。同知事は演説で、増税 や借り入れの利用、非現実的な歳入想定で財政赤字の解消を目指さな いよう求めた。

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