米ITC:サムスン電子は液晶TVでシャープの特許侵害

米国際貿易委員会(ITC)は9 日、液晶表示装置(LCD)テレビ生産で世界最大手の韓国サムスン 電子がシャープの特許を侵害していると判断し、一部の液晶テレビと モニターの米国販売を禁止すべきだとの最終決定を下した。

オバマ米大統領は公共の利益に反すると判断すれば、ITCの決 定を覆すことができる。サムスン電子はまた、特許法専門の控訴裁判 所に対し、特許訴訟問題に関する異議申し立ての結果が出るまで販売 禁止を保留するよう要請した。

大統領の検討期間が60日間設けられているため、年末商戦前に 販売禁止措置が取られる公算は小さい。サムスン電子はシャープの特 許を利用しない液晶テレビは販売できる。米調査会社アイサプライに よれば、10-12月(第4四半期)のメーカー各社の米国での液晶テ レビ出荷台数は7.3%増の800万台が見込まれている。

サムスン電子の広報担当ジェームズ・チャン氏は、同社がシャー プの特許侵害に当たらない技術を採用しているため、ITCの決定は 「当社の事業や需要に応える能力に影響しない」と説明した。

アイサプライによると、入手可能な四半期データで最新の4-6 月(第2四半期)の米液晶テレビ市場で、サムスン電子のシェアは

19.9%と、首位の米ビジオの20.5%に次いで2位だった。シャープ は5%で7位となっている。

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