カナダ・ドル:5カ月ぶり大幅高-G20合意による株式・商品高を好感

9日の外国為替市場でカナダ・ド ルは、米ドルに対し5カ月ぶりの大幅な上昇率となった。20カ国・ 地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が景気刺激策の継続で合意 したことで、世界中で株式・商品相場が上昇した流れを受けた。

バンク・オブ・ノバスコシアの通貨戦略ディレクター、カミラ・ サットン氏(トロント在勤)は「G20は先週末、一段の成長に取り 組む姿勢を明確にした。このことがカナダ・ドルのような資源国通貨 の大幅高に寄与した」と指摘。「投資家は再びリスクを取る姿勢にな っている」と述べた。

カナダ・ドルは、トロント時間午後3時56分(日本時間10日 午前5時56分)現在、前週末比1.7%高の1米ドル=1.0571カナ ダ・ドル(1カナダ・ドル=0.9459米ドル)で取引されている。一 時、同2%高の1.0543カナダ・ドルを付けた。これは、5月29日 以来の大幅高な上昇率で、10月26日以来の高値。6日の取引では

1.0753カナダ・ドルだった。

カナダ国債相場は、ほぼ変わらず。10年物国債(表面利率3.75%、 2019年6月償還)の利回りは前週末比2ベーシスポイント(bp、 1bp=0.01%)低下し、3.50%。価格は同20セント高の102.03 カナダ・ドルだった。2年債の利回りは1.41%。

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