米社債保証コスト、3週間ぶり低水準-クレジットデリバティブ

9日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが3週間ぶり 低水準となった。週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁 会議で、回復がさらに確実なものになるまで景気支援策を継続するこ とで各国が合意したことが背景にある。

フェニックス・パートナーズ・グループによれば、北米の投資適 格級企業125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数(シ リーズ13)のスプレッドはニューヨーク時間午後3時58分(日本時 間10日午前5時58分)現在、5ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)低下の98bpで、6営業日連続で下げている。スプレッド低 下は投資家心理の改善を示す。

米食品メーカー、クラフト・フーズの社債保証料はほぼ1年ぶり の大幅低下。菓子メーカーの英キャドバリーが、クラフトの総額98 億ポンド(約1兆4800億円)の買収案を拒否したことに反応した。C MAデータビジョンの調べでは、クラフト債のCDSスプレッドは8 bp低下し77bpと、1日の下げ幅としては2008年12月10日以来 で最大。キャドバリー債は5bp下げて57bp。

JPモルガンによると、ロンドン市場で投資適格級の欧州企業 125社で構成するマークイットiTraxx欧州指数は3bp低下の 84bp。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE