仏アレバ:送電部門にGEと東芝、アルストムが買収案

原子炉製造最大手、仏アレバは 9日、送電・配電部門に対して3つの買収案が提示されたと発表し た。

同社によると、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が提携相 手を伴わず提案を示した。東芝は産業革新機構(INCJ)ととも に買収案を提示し、同部門を以前所有していた仏アルストムは受配 電・制御機器大手シュナイダーエレクトリックとの共同提案を提出 した。アレバにはこの日、現地時間午後5時の期限までに提案が示 された。同社には仏政府が91%出資している。

アレバは2004年にアルストムから送電・配電部門を9億2000 万ユーロで買収し、同分野でスイスのABBと独シーメンスに次ぐ 世界3位に浮上した。サルコジ財務相(当時)はアルストムの破た ん回避を目指して同部門売却をまとめたが、アレバは成長している 世界的な原子力市場での事業拡大に向けた資金調達を目的に同部 門を手放す方針だ。

アレバは発表文で、「当社はこれら提案を検討しているところ だ」と説明した。

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