米スプリント・ネクステル:最大2500人を削減へ-株価上昇

米携帯電話サービス3位スプリン ト・ネクステルは9日、ライバル企業に顧客を奪われていることに対 応し、経費削減のため従業員を最大2500人削減する計画を発表した。

スプリントの発表資料によると、人員削減は全社的に実施し、年 間で少なくとも3億5000万ドル(約315億円)を節減する。人員削減 の多くは年末までに完了させる。

この日の発表分を含めた同社の今年の人員削減規模は少なくとも 1万人に達する。同社は9月までの1年間に、アップル製携帯電話端 末「iPhone(アイフォーン)」の新製品を提供しているAT&T や、カナダのリサーチ・イン・モーション製情報携帯端末「ブラック ベリー」の新製品を提供しているベライゾン・ワイヤレスに200万人 強の顧客を奪われている。

スプリントは発表資料で「人件費削減は、業界内でより競争力の あるコスト体系を構築するとともに、厳しい経済環境で財務安定性を 維持する当社の取り組みにおける最新の措置だ」と説明した。スプリ ントの広報担当者、ジェームズ・フィッシャー氏によると、今回の人 員削減規模は7-9月(第3四半期)末の従業員数4万2000人の最大 6%に相当する。

9日のニューヨーク株式市場では、同社株は前週末比58セント (20%)高の3.43ドルで終了。

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