NY原油(9日):反発、ドル安と熱帯暴風雨の影響による減産で

ニューヨーク原油相場は反発。 ドルの下落で代替需要が膨らんだほか、熱帯暴風雨「アイダ」がメ キシコ湾岸に進んできたことを受け、石油会社の英BPや米シェブ ロンが減産を強いられたことが背景。

原油相場は前週末比一時2ドル以上値上がりした。主要6通貨 に対するインターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数が低 下したことがきっかけ。前週末の20カ国・地域(G20)財務相・ 中央銀行総裁会議では景気刺激策の継続で合意した。メキシコ湾岸 地域では石油会社の従業員らが避難を余儀なくされた。同地域は米 原油生産の27%、天然ガス生産の15%を占める。

MFグローバル(ニューヨーク)のエネルギー担当バイスプレ ジデント、マイク・フィッツパトリック氏は「G20の声明ではドル について言及がなく、それは何の対処も講じられないことを示唆す る。ドルは一段と下落するだろう」と指摘。「ドル安は、結果として 高い原油価格をもたらす」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前 週末比2ドル(2.58%)高の1バレル=79.43ドルで終了した。一 時は3.6%上げ、9月30日以来の大幅上昇となった。

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