FRB融資調査:第3四半期の基準厳格化銀行は減少

米連邦準備制度理事会(FR B)が9日公表した融資担当者調査によると、消費者や法人向けの 融資を7-9月(第3四半期)に厳格化したとの回答は前回調査を 下回った。

この四半期調査は米銀57行と米国で営業する外国の銀行23行 を対象に10月6-20日近辺に実施した。同調査によると、大 半のタイプのローン需要が後退したとの回答は前回調査を下回った。 一方、プライム(優良顧客向け)住宅ローンの需要が高まったとの 回答は前回調査を上回った。

米国内総生産(GDP)が約1年ぶりにプラス転換したものの、 ローン需要に拍車が掛かるには至らず、融資基準の緩和にもつなが っていないことが示唆された。米連邦公開市場委員会(FOMC) は先週、厳格な信用条件が米経済を圧迫していると指摘したほか、 金利を「長期にわたり異例な低水準」に維持する方針をあらためて 示した。

7-9月(第3四半期)にGDPが前期比年率3.5%増加した ものの、雇用削減は続いており、10月の失業率は1983年以降で初 めて10%を上回った。

商工業向けローンは1兆3700億ドルと、前年末時点の1兆 6000億ドルから減少した。商業用不動産向けローンは前年末の1兆 7200億ドルから1兆6600億ドル、消費者向けローンは同8570億 ドルから8470億ドルへと、それぞれ減少した。

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