欧州株:約3週間ぶり大幅高、刺激策の継続合意で-アリアンツが高い

欧州株式相場は3週間余りで最 大の上げとなった。前週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀 行総裁会議で当局者が景気刺激策の継続で合意したのに加え、ドイツ の保険大手アリアンツの7-9月(第3四半期)利益がアナリスト予 想を上回ったことが好感された。

アリアンツは4.3%高と、6カ月ぶりの大幅上昇。同社の7-9 月期利益は前年同期から2倍以上膨らんだ。オーストラリアの鉱山会 社、BHPビリトンを中心に資源株が上昇。ドル下落で金属相場が上 昇したことが買いにつながった。ドイツの自動車部品メーカー、コン チネンタルは5.2%上昇。シティグループが同銘柄を買い推奨したこ とが好感された。

ダウ欧州600指数は前週末比1.9%高の245.74と、先月14 日以降で最大の値上がり。各国政府の刺激策と過去最低水準の金利が リセッション(景気後退)からの脱却に奏功しているとの見方を背景 に、同指数は3月9日の水準からは56%上げている。

カムジェスション(パリ)のファンドマネジャー、ブルーノ・ デュクロ氏は「景気拡大を支えるものは何でも支援要因だ」と述べ、 刺激策は「要となる要素で、個人消費が回復し始めるまで必要なつな ぎだ。景気を後退させないために必要だ」と付け加えた。

9日の西欧市場では、アイスランドとギリシャを除く16カ国で 主要株価指数が上昇。ダウ・ユーロ50種指数は前週末比2.4%高、 ダウ・欧州50種指数は同2%上げた。

ダーリング英財務相が議長を務めたG20財務相・中央銀行総裁 会議は経済を支援し続けることで決定し、回復が定着するまで低金利 と過去最大規模の財政支出を維持することで合意した。

資源株

ダウ欧州600指数を構成する資源銘柄は、産業別19グループの 中で最大の上げを記録した。BHPビリトンは4.2%高、英豪系鉱山 会社リオ・ティントは4.3%上げた。ロンドン市場では銅、鉛、ニッ ケル、すずの各相場が堅調だった。

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