ベルリンの壁崩壊20周年式典:各国首脳が出席、「徒歩」で通過へ

ドイツのメルケル首相が「ドイ ツの歴史の中で最も幸福な日」と呼ぶ1989年の「ベルリンの壁」崩 壊20周年を記念する式典が9日にベルリンで開催される。フランス のサルコジ大統領がパリから陸路でベルリン入りしたほか、ロシアの プーチン首相は信頼醸成への一助となったと評価した。

東欧全体で共産主義の崩壊を促し、冷戦終結と東西ドイツ再統一 をもたらした壁崩壊20周年記念にあたり、世界各国の首脳が同式典 に出席する。

東ドイツで育ったメルケル首相は2日前にウェブサイトに掲載し たビデオメッセージで「わたし自身を含め、この日は多くの人々の人 生を変えた」と語った。

1989年11月9日夜まで28年にわたり鉄条網で囲まれて、ベ ルリンを東西に分離していたブランデンブルク門で行われる式典には、 ロシアのメドベージェフ大統領やブラウン英首相、クリントン米国務 長官らも出席する。

メルケル首相のほか、第2次大戦後にドイツを分割統治した英国 と米国、フランスとロシアの4カ国代表は、式典「自由の祭典」のク ライマックスとしてブランデンブルク門を象徴的に徒歩で通過する。

初の東ドイツ出身の首相となったメルケル氏はテレビ局ARDに 対し、東独に「繁栄をもたらす」とのコール氏(壁崩壊当時の首相) の公約は過去20年で実現したと述べ、「実現するとは断じて想像で きなかったことがこの期間に起こった」と語った。

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