仏財務相:米バンカーに「巨額」の年末賞与なら誤り-米当局をけん制

フランスのラガルド財務相は、世 界的金融危機の直後に米国在勤のバンカーたちに「巨額」の年末賞与 が支払われるとすれば、それは遺憾なことだと発言した。

ラガルド財務相は6日に収録された英BBC放送とのテレビイン タビューで、「今年末、または来年早々に、大西洋の向こう側で巨額の 報酬が支払われるのを見るのは全く望ましくない」と語った。インタ ビューは9日放映された。同相は「米連邦準備制度理事会(FRB) の報酬に関する姿勢について若干懸念している」と述べた。

フランスは金融機関の報酬規制論の急先鋒。20カ国・地域(G20) の一部が合意した指針に沿って行動しないことを警戒している。週末 のG20財務相・中央銀行総裁会議の後にラガルド財務相は、報酬問題 について他の出席者から確言を得たと述べていた。

アナリストの概算によれば、米ゴールドマン・サックス・グルー プとモルガン・スタンレー、JPモルガン・チェースの投資銀行部門 は今年、過去最高となる297億ドルのボーナスを支払う見込み。報酬 専門家は、規制当局の圧力を背景に3社が株式による支払いを増やす とみている。

ラガルド財務相は「報酬の仕組みをじっくりと検証するべきだ」 とし、「過度のリスクを取ることを奨励するような仕組みになっている ならば」ボーナスは支払われるべきだはないとの見解を示した。

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