史上最高額でレアルに移籍のロナウド、グッズ販売でベッカムに勝てず

プロサッカー界史上最高額でスペ インリーグのレアル・マドリードに今年移籍したクリスティアーノ・ ロナウド選手は、デービッド・ベッカム選手在籍時のようなチーム関 連製品販売ブームを巻き起こせないでいる。

マドリードのスポーツ用品店6店のマネジャーらによると、チー ムが契約する独アディダス製のレアル・マドリードのジャージー製品 販売はベッカムがチームに参加した2003年を最大75%下回っている。 売り手側は60年で最悪のスペインのリセッション(景気後退)と高い 失業率(19.3%)に原因があるとしている。

同地で22年にわたり夫婦でスポーツ店を営んできたイサベル・ボ ティア氏さんは「ベッカムがやってきた年は最高で、菓子店がケーキ にベッカムの顔を描くほどだった」と語る。当時はレアル・マドリー ドのジャージー製品は「売り切れ状態だったものの、今では必ずシャ ツの在庫がある」という。

レアル・マドリードは9月20日、2010年6月までの1年間の総 収入が4億2170万ユーロ(約567億円)に3.5%増える見通しを示し たが、ベッカムをイングランドのマンチェスター・ユナイテッドから 獲得した年は27%増え、チーム関連製品の売り上げが収入の22%を占 めた。

ベッカムは07年に米ロサンゼルス・ギャラクシーに移籍。レア ル・マドリードは今年6月に史上最高の8000万ポンド(約120億円) もの移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに在籍していたロナウド と契約した。一方、スペインの小売売上高は昨年3月から落ち込みが 続いている。10年に及んだ不動産ブームが終わり、失業者も増大。国 際通貨基金(IMF)によると、同国は来年もマイナス成長の見込み。

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