フィリピン:過去最大規模のコメ入札を計画-世界市場に影響も

世界最大のコメ輸入国であるフィ リピンは来月、過去最大規模のコメの入札を計画している。同国では 暴風雨の影響で収穫に被害が出た。世界の生産が減少するなか、輸入 国の間でコメ争奪戦が激しさを増している。

フィリピン紙のフィリピン・デイリー・インクワイアラーに9日 掲載された公示によると、同国の国家食糧局は来年2-5月に受け渡 しとなるコメ60万トンを購入する予定。同局は先週、翌年分の調達と してはこれまでで最も早い時期に実施した入札でコメ25万トンを購 入することで合意している。これらの購入量の合計はフィリピンの今 年の輸入量のほぼ半分に相当する。

タイのコメ輸出業者協会のチューキアット・オプハスウォングセ 会長によると、フィリピンによる今回の発表は世界のコメ市場に「心 理的影響」を及ぼし、タイの指標となるコメ価格は最大10%押し上げ られる可能性がある。

干ばつに見舞われたインドなど世界各地で供給が落ち込む可能性 があるとの見方が投資家の間で広がったことから、シカゴのコメ先物 相場は過去1カ月間に11%上昇し、1月以来の高値に達した。

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