NTT:7-9月純利益38%減、売上予想カット-ドコモ同様

国内通信最大手NTTの第2四半期 (7-9月期)連結純利益は前年同期比38%減の1427億円だった。携 帯電話子会社NTTドコモが端末販売低迷などで2割減益、システム構 築のNTTデータも価格競争激化に見舞われた。

同社が9日発表した。営業利益は同14%減の3210億円、売上高は 同2.9%減の2兆4952億円。通期予想ではドコモに合わせて売上高を従 来比1300億円減額し10兆1700億円とした。前期比では2.4%減となる。 4-9月売上高は4兆9981億円と、上半期としては11年ぶりに5兆円 を割り込んだ。

通期の利益予想は据え置き。純利益は同15%減の4600億円、営業 利益は横ばいの1兆1100億円を見込む。

固定通信の収益源と位置付ける光ファイバーサービスの契約純増数 は7-9月期で49万件と、前年同期の56万件や4-6月期の66万件か ら大幅に鈍化した。9月末現在の累計は1228万件。

会見した三浦惺社長は「インターネット利用が少ないとして解約す る例もある。非常に厳しい」と説明。契約後の電話連絡など解約防止策 を強化し、来年3月末時点の獲得目標1363万件を目指す意向を示した。 11年度にサービス黒字化を目指すことから「単純な値下げをしようとい う考え方は、今はない」とも語った。

9日にはドコモが株価低迷を受け、自社株買い再開を発表。ただ、 三浦社長はNTT持ち株会社としては「まだ、結論が出ていない」と語 った。同社はドコモ同様、今期に株主還元策として増配に力点を置く方 針を表明。前期に最大2000億円だった自社株買いの枠は未設定とした。

三浦氏は8月の前回決算で、自社株買いに関する今期の考え方を次 回までに明らかにする、としていた。展望については「中期的な観点で 見ていただければ」と述べた。

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