バークシャー:「米国の信用危機和らいだ」-今後の業績拡大に強気

米保険・投資会社バークシャ ー・ハサウェイは「信用危機は和らいだ」との認識を明らかにした。 同社を率いる資産家ウォーレン・バフェット最高経営責任者(CE O)は自身にとって過去最大となる買収(260億ドル、約2兆3500 億円規模)の資金調達のため借り入れを行っており、これは同社の業 績向上の潜在性が高まっていることを示している。

バークシャーは6日に当局に提出した資料で、2009年7-9月 (第3四半期)の純利益が前年同期比3倍に拡大した背景には、米企 業の信用力改善があると指摘。これが米鉄道大手バーリントン・ノー ザン・サンタフェを買収するバフェット氏にとって緩衝材になったと の考えを示した。また、「投資適格級の社債利回りと国債利回りのス プレッド(利回り格差)は低下した」と記した。

地方債と最もリスクの高い部類の社債の借り換えコストが急低下 し、バークシャーにとってはクレジット・デフォルト・スワップ(C DS)に基づく支払い義務発生の可能性が低くなる。同社は2四半期 連続の増益決算を背景に、バーリントン買収に当たって、「AAA」 の信用格付け引き下げのリスクを冒して約80億ドルの借り入れを行 った。

ヘッジファンド、ラム・パートナーズの創業者でバフェット氏に 関する著作のあるジェフ・マシューズ氏は、「もし彼がまだ信用市場 について懸念しているのであれば、こうはしなかっただろう。彼にと って、多額な資金を米経済に賭けさせるだけのものがあるのだ」と指 摘する。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE