ケーズHD株が午後一段高、上期は営業68%増益-下半期の警戒後退

ケーズホールディングスの株価が 午後に入って一段高。午後1時に第2四半期(2009年4月-9月)業 績を発表し、大幅増益が確認された。下半期業績に対する警戒が和ら ぐとともに、買いの勢いが増している。

午前終値は前週末比0.9%高の2815円だったが、決算発表後は上 昇の勢いが増し、5.7%高の2950円まで上げた。

会社側が発表した第2四半期の連結営業利益は前年同期比68% 増の78億7500万円となった。品種別売上高では、エコポイント効果 からテレビなど映像商品が19%増となったほか、エコロジー意識の高 まりで冷蔵庫など家庭電化製品も16%増となるなど両分野の好調さ が目立った。さらに、在庫の適正化も収益を押し上げた。

同社では10月26日に上半期と通期の業績予想の修正を行ってい た。上期実績、通期計画(連結営業利益は前期比46%増の172億円) とも同修正に沿った内容となっている。証券ジャパンの大谷正之調査 情報部長は、「エコポイントの需要を先取りしたとし、市場では下半期 業績の減速イメージを持っていた」と指摘。決算内容に驚きはないも のの、下半期業績に対する過度の不安は後退しつつあり、「買い戻し中 心の動きとなっている」と見ていた。

10月30日時点で、同社の信用取引の買い残高が約16万株なのに 対し、売り残高は約53万株。信用倍率は0.3倍と、需給面では売り方 の買い戻しが入りやすくなっている。

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