今週のインド:世界経済フォーラム会合開催-仏ルノーCEOが講演

インドでは今週、世界経済フォー ラム(WEF)のインド経済サミットが3日間の日程で開催され、米 ペプシコのインドラ・ノーイ最高経営責任者(CEO)や仏ルノーの カルロス・ゴーンCEOが講演する。

シン首相は8日、インドの成長率が7%強に回復するなか、同国 の財政刺激措置を2010年から縮小する方針であることを明らかにし た。

これに対して日本やオーストラリアなどほかの20カ国・地域(G 20)は、世界的な回復の下支えを目的にした財政措置を打ち切るのは 早過ぎるとの見方を示している。インド準備銀行(中央銀行、RBI) は先月、インフレ加速懸念が高まるなか、法定流動性比率(SLR) を引き上げ、金融引き締めの始まりを示唆した。SLRは、預金の一 定額を国債などの流動性の高い資産で保有することを市中銀行に義務 付ける比率。

先週のインド市場では、株式相場が上昇。同国政府が国有企業株 の売却を増やし、歳出拡大のための資金を調達する計画を承認したこ とを受けた。センセックス指数は前週比1.7%高となり、週間ベース で3週ぶりに上昇。同国2位の銀行、ICICI銀行や銅・亜鉛生産 最大手スターライト・インダストリーズ(インド)などが上げを主導 した。

通貨ルピーの対ドル相場も3週間ぶりの上昇。世界経済がリセッ ション(景気後退)を克服しつつある様子が示され、同国資産への需 要が強まったのを受け、ルピー買いが先行した。週間上昇率は0.5%。

RBIの取引システムによると、10年物国債(表面利率6.9%、 2019年7月償還)の利回りは7.31%。

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