ドコモ:自社株買いを今月再開、最大200億円-上場来安値

国内携帯電話最大手NTTドコモ は9日、普通株式16万株を上限とする自己株取得を同日の取締役会で 決めたと発表した。発行済み株式総数の0.38%に相当する。取得金額 の上限は200億円で、時期は10-30日。

ドコモは今春、株主還元策では配当に軸足を置くと表明。自社株買 いに関しては過去に累計1兆6000億円相当を実施したのを踏まえ、今 期(2010年3月期)はそれまで通例だった株主総会での枠提案を見送 り、取締役会の決議に応じ機動的に実施する形に変更した。

9日午前の同社株価は前営業日比0.9%安の12万7500円と上場来 安値を更新し、午前終値は同1000円(0.8%)安の12万7700円。山田 隆持社長は10月末の決算会見で、株価が13万円を切る水準をうかがえ ば「弾力的な自社株買い」も検討する、と述べていた。

一方、同社の株式63%を保有する親会社のNTTは9日の取引終 了後に決算を発表予定。NTTは今期、株主還元策として増配に力点を 置く方針を表明。前期に最大2000億円だった自社株買い枠を今期は設 定していない。三浦惺社長は今期での自社株買いに関する方針を9日の 決算までに明らかにする意向を示していた。

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