みらかHD株が急騰、診断薬好調で業績予想増額-インフル流行後押し

臨床検査薬事業などを手掛けるみ らかホールディングスの株価が大幅続伸。インフルエンザの流行拡大で 同キットの売り上げが伸長、主力の臨床検査薬事業もがんや感染症領域 が好調に推移している。6日付で今期(2010年3月期)業績予想を増 額修正し、買いが優勢となった。

株価は一時、前週末比6.0%高の3010円まで上昇、10月1日に付 けた年初来高値の3020円まであと10円(0.3%)に接近した。

新しい連結営業利益予想は前期比15%増の180億円。同社株をカ バーする証券系アナリスト6人による事前の営業益予想の平均値は171 億円だったため、会社計画が市場コンセンサスを5.3%上回った。

独立系調査会社ティー・アイ・ダブル(TIW)の森田青平シニア アナリストは「これまでは風邪だとして検査をしなかった医師も、今回 はインフルエンザでないことを示すためにインフルキットで検査してい るようだ。インフルエンザの流行はしばらく続くとみられるほか、医療 現場の意識改革も進んでおり、業績は堅調に推移する」とみている。

ただ森田氏は、年初来安値(1月15日の1614円)から88%近く 上昇した現在の株価は「いいところまで上昇してしまった」と指摘、こ れ以上の上値追いは難しいとみていた。

みらかH広報グループ長の内田明氏によると、検査薬部門に含まれ るインフルエンザキットの上半期売上高は7億円だった。期初には通期 売上高を10億円とみていたため、これが上乗せされる可能性があると 言う。内田氏は「今は強すぎる需要に対し、生産、納品を急いでいると ころ」と話していた。

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