米ノースロップ:子会社TASC売却で合意、16.5億ドル

米防衛3位のノースロップ・グラ マンは8日、米政府への助言などを手掛けるコンサルティング子会社 TASCを米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR) とゼネラル・アトランティックを中心とする投資家グループに16億 5000万ドル(約1480億円)で売却することで合意したと発表した。

発表資料によれば、TASC売却は利益相反を防ぐルールに従っ て行なわれ、売却益は税引き後で約11億ドルとなる見通し。

米議員の間では、一部の防衛関連企業が政府機関への武器システ ムに関する助言を提供するとともにシステム構築契約にも入札してい ることが懸念されており、今回のTASC売却はこの懸念への対応が 狙い。同部門の買い手は2010年度に6800億ドルに達するとみられ る米防衛支出の恩恵が見込める。

ノースロップは、売却益を自社株買いに充てる方針だ。売却には 監督当局の承認が必要で、年内に完了する可能性があると同社はみて いる。

ノースロップは2001年、約50億ドル規模のリットン・インダ ストリーズ買収に伴いTASC(旧アナリティック・サイエンシズ) を獲得。同部門は1966年に米マサチューセッツ工科大学(MIT) のエンジニアによって設立され、現在は約5000人の従業員を抱える。

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