インド洋派遣やめる理由ない-「ひげの隊長」自民・佐藤氏、単独会見

自民党の佐藤正久国防部会 長(参院議員)はブルームバーグ・ニュースのインタビューで、 鳩山由紀夫政権が来年1月に期限が切れるインド洋での海上 自衛隊による補給支援活動を中止する理由が不明確として、延 長させる必要性を強調した。

インタビューは5日行った。佐藤氏はインド洋での活動につ いて「やめる理由が明確でない。続けながら、さらなるアフガニ スタンの復興支援の強化策をやればいい」と訴えた。

佐藤氏は陸上自衛隊出身で2007年の参院選で比例代表 から立候補し、初当選。イラク復興業務支援隊の初代隊長で、 口ひげがトレードマークの「ひげの隊長」して知られた。佐藤氏 の発言は以下の通り。

給油活動:

「テロとの戦いはまだ終わっていない。アフガンとパキスタン が大事というならば、やめる必要はない。油をやめたから民生 支援を強化すればいい、という簡単な話ではなくて両方が大事 だ」

「今のままだと制約が陸上ではある。ローリスク・ハイリターン といわれているように海上における給油活動というのは汗をか いている、国際社会と一緒になってテロと戦っていると考えた ら、妥当な活動だと思う」

アフガン本土への自衛隊派遣:

「可能性はゼロではないと思っている。地方復興チーム(PRT) への支援という形であれば場所によっては可能だ。今の治安状 況だとチャグチャランのあたりは可能性がゼロではないと、わた しは思う」

在日米軍基地をめぐる政府の対応:

「安全保障に関する関係閣僚がみんなばらばらで同じ方向 を向いていないということは周辺国、北朝鮮や中国や米国とか いろんな周辺国に対してまとまっていない、弱いというメッセー ジを出しやすい。抑止力という観点ではマイナスだ」

「沖縄の負担軽減と抑止力と両方考えないといけないが、現 政権は抑止力のことはあまり言っていない。来年の米国の国防 戦略見直し(QDR)に悪影響が出ると思う」

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