三菱重など:ドバイ大型事業で支払いに遅れ-ナショナル紙

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【記者:Zainab Fattah、Haris Anwar】

11月9日:ドバイ政府系不動産会社ナキールを含むドバイ企業が 複数の大型建設事業で、日本企業に数十億ドルの負債を抱えていると、 アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビの英字紙ナショナルが伝えた。 ドバイ総領事の大塚聖一氏の発言を引用している。

8日付の報道によると、対象プロジェクトはドバイの鉄道システ ム「ドバイ・メトロ」や、巨大人工島リゾート開発などで、これらを 手掛けている日本企業には三菱重工業や大成建設が含まれているとい う。ドバイ企業が工事費用を支払うことができず、複数の日本企業へ の支払いが遅延していると大塚氏が語ったとしている。

ブルームバーグ・ニュースは8日に三菱重工の広報担当者、生野 英夫氏に取材を試みたが、コメントを得られなかった。大成建設、三 菱商事、大林組、鹿島からも回答を得られず、ドバイの日本総領事館 からも返答はない。また、9日にはナキールに電話と電子メールでコ メントを求めたが返信はない。

信用危機の影響で融資が縮小し、投資家離れが進む中、ドバイの 不動産開発業者は苦境に立たされている。ドイツ銀行が5日に発表し たリポートによれば、不動産価格はピークから52%下落した。

ドバイ政府は信用危機から政府系企業を支援するため200億ドル (約1兆8000億円)の基金を創設したが、エマール不動産開発のモハ メド・アラバー会長は先月、11月にも100億ドルを追加調達する可能 性があると語った。ナキールは信用危機に対処するため100億ドルの 支援プログラムから融資を受けている。

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