スワン豪財務相:景気刺激策の解消は時期尚早-雇用と景気脅かす恐れ

オーストラリアのスワン財務相は 8日、景気刺激策の解消は、雇用と景気回復を脅かす恐れがあるため 時期尚早だとの見解を示した。

同相は8日放映されたオーストラリア放送協会(ABC)テレビ とのインタビューで、「景気刺激策の維持は全く適切だ」とした上で、 「単に刺激策を解消すれば、景気回復の足をすくい、さらに高い失業 につながる」と指摘した。

スワン財務相は、豪州の景気刺激策は今年6月にピークに達し、 年内と2010年に徐々に解消されると語った。

ラッド豪首相は、景気回復と金融危機以前の水準に向けて金利が 上昇しているのに伴い、420豪ドル(約3兆4800億円)規模の刺激策 の縮小を速めるよう野党からの圧力を受けている。オーストラリア準 備銀行(RBA、中央銀行)は6日、09年の同国成長率見通しを8月 時点の予想の3倍を超える水準に引き上げ、RBAが今後も金利引き 上げで世界をリードし続ける見通しを示唆した。

英スコットランドのセントアンドルーズで開催された20カ国・地 域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は7日、景気回復が確かなもの となるまで景気支援策を維持することで合意した。

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