中国:米国車のダンピング調査を開始-報復合戦さらに激化

中国政府は6日、米国製自動車に 対するダンピング(不当廉売)と補助金に関する調査を正式に開始し た。中国の自動車市場は今年、米国を抜き世界最大となる見込み。

中国商務省の声明によれば、同省は米国製のスポーツ型多目的車 (SUV)と、中国市場で販売される排気量2リットル以上のエンジ ンを搭載した乗用車が、米政府の不当な支援の恩恵を受けていないか どうかを調査していると説明した。

中国の陳徳銘商務相は10月29日に米中合同商業貿易委員会で、 米国製自動車に対するダンピング調査について初めて触れており、今 回の措置は相手国製品に対する両国の報復合戦の新たな動きとなる。 米国のオバマ政権は9月11日、中国から輸入するタイヤ製品に35% の関税を上乗せすることを表明。中国はその2日後に、米国製の自動 車部品と鶏肉のダンピング調査開始を発表した。

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の今年1-9月の中 国での販売台数は129万台で、08年通年分を上回った。フォード・モ ーターは31万6639台で前年同期比32%増。

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