自動車用リチウムイオン電池の価格は2014年に半額へ-富士経済調査

ハイブリッド車や電気自動車の価 格を引き下げる上で鍵となるリチウムイオン電池の価格は、2014年に 10年比で半分程度に下がるとの見通しを、調査会社の富士経済が6日 に発表した。

それによると、ハイブリッド車や電気自動車で主要電源として使 われるリチウムイオン二次電池の市場は、今後5年で大幅に拡大し、 14年に2兆2500億円に達すると予測。これは08年の104億円と比べ て216倍。

電池の価格は量産効果や技術の進歩から大幅に下落するとみてい る。富士経済の電池プロジェクト主任、江崎誠治氏は「リチウムイオン 電池の最小単位である1セル当たりの平均単価は、14年には1万円程 度にまで下がる」としている。10年のリチウムイオン電池1セル当た りの平均は約2万円の予想。

富士重工業の電気自動車「スバル・プラグインステラ」はリチウ ムイオン電池192セル搭載で、車両価格は472万5000円。三菱自動車 のアイミーブはリチウムイオン電池88セルを搭載で459万9000円。 三菱自の益子修社長は、10年代に消費者の実質負担額を200万円以下 に引き下げたいという意向を示している。

また、トヨタ自動車は今年末にリチウムイオン二次電池を採用し たプラグインハイブリッド自動車の発売を予定しているほか、日産自動 車でも10年には電気自動車用のリチウムイオン電池の量産を開始する 計画を発表している。

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