山口日銀副総裁:景気が二番底をつける可能性は小さい

山口広秀日銀副総裁は6日午後の 参院予算委員会で、日本経済の先行きについて「緩やかではあるとは いっても持ち直しを続けていくと予想している」とした上で、景気が 「二番底をつける可能性は小さい」との見方を示した。民主党の平野達男 氏の質問に答えた。

山口副総裁は、世界経済の持ち直しのペースが緩やかなものにと どまることや雇用・賃金の面での調整圧力が続くことを理由に、「来年 度の半ばごろまで回復ペースが緩やかになる可能性が高い」と指摘。

その後の展開については、①米欧当局が景気回復に本腰を入れて いる②新興国の内需が強い-ことを挙げ、「世界経済の回復基調が途切 れることは多分ないだろう。従って日本の輸出と生産についても勢い は鈍るかもしれないが、増加基調を続けるだろうと思っている。設備 投資についても生産の増加や企業収益の増加を背景にして徐々に回復 していくとみている」と述べた。

その上で、山口副総裁は「やや楽観的という感じは若干あるが、 こうした見通しをめぐる不確実性はかなり高いと思っている」とも述 べ、さまざまなリスク要因を含めて経済情勢を丹念に点検していく考 えを示した。

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