ロンドン高級住宅価格:10月の下落率も縮小-売却物件不足で

英不動産ブローカー、ナイト・ フランクによると、10月のロンドン高級住宅価格は売却物件の不足 を背景に前年比の下落率が過去1年3カ月で最小となった。

100万ポンド(約1億5000万円)を超える高級一戸建て住宅と 集合住宅の平均価格は10月に前年同月比で3.2%下落した。下落率 縮小は7カ月連続。前月比では2.1%上昇と、2007年7月以来最大 の値上がりとなり、08年3月のピーク時を16%下回る水準となった。

ナイト・フランクとサビルズによると、チェルシーやケンジン トン、メイフェアといった地域の高級物件価格がピーク時の水準に戻 るのは12年以降になり、英国全体の住宅市場の回復はさらに1、2 年後になる見込み。英住宅市場のピーク時からポンドは主要通貨バス ケットに対して19%下落したため、外国人投資家からの需要は復活 している。

富裕層を顧客とする不動産ブローカー、プライム・パーチェス のロンドン責任者ナタリー・ハースト氏は「優良不動産の売却物件不 足が深刻だ」と述べ、「不動産を手放さずに済む人が多く、強制的な 売却は見当たらない」と指摘した。

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