来週のNY原油:上昇・下落で見方二分、ドル安と潤沢在庫が綱引き

来週のニューヨーク原油先物相 場のアナリスト予想は、上昇・下落で見方が二分した。ドル安と潤沢 在庫で綱引き状態になったことが背景。

ブルームバーグ・ニュースがアナリストを対象に実施した調査で は、回答者35人中14人(40%)が、来週の原油先物相場が下落す ると予想。上昇を予想したのも14人だった。7人がほぼ変わらずと 回答した。先週の調査では44%が下落を予想していた。

ドル安になりエネルギーや金属が代替投資先としての魅力を高め たため、原油価格は上昇した。

コンフルエンス・インベストメント・マネジメント(セントルイ ス)の市場担当チーフストラテジスト、ビル・オグレイディ氏は、 「このレンジにしばらくいるだろう。商品相場全体が何よりもドル相 場に基づいたものになっている」と指摘した。

ユーロや円など主要通貨に対するドル指数は今年、6.8%低下し

75.743となった。

米エネルギー省が4日発表したリポートによると、10月30日 に終わった週までの4週間の米燃料需要は前年同期比4.5%減。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場12月限 は、今週これまでに2.62ドル(3.4%)上昇し、5日終値は1バレ ル=79.62ドル。年初来の上昇率は79%。

2004年4月の調査開始以後、原油相場がアナリストの予想通り の値動きを示した割合は47%となっている。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを 問う調査を実施している。

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