英財務相:G20は資産バブル規制を-長期的な相互監視の枠組み必要

ダーリング英財務相は、世界の主 要国の景気が回復に向かう中で、20カ国・地域(G20)が資産価格の バブルに対処する方法を考案する必要があると訴えた。

ダーリング財務相はブルームバーグテレビジョンとのインタビュ ーで、「若干の圧力が高まり始めた後、それがますます大きくなり、す べてが終わった後に壊滅的な結果をもたらすような状況に陥らないよ う確実を期す必要がある」と強調した。

財務相の発言は、国際通貨基金(IMF)や今回の金融危機の発 生を予想した米ニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ教授が行った 提言を踏襲する内容であり、英スコットランドのセントアンドルーズ で6日開幕するG20財務相・中央銀行総裁会議の議題の方向付けを促 すものだ。

財務相は、G20諸国相互の政策監視を可能にする長期的な枠組み や制度を策定することの方が、ドル安のような短期的な問題よりも差 し迫った課題になると説明。「市場には過去1年間、その理由が明確な ボラティリティ(不規則な変動)が多く見られた。われわれはこの週 末、将来に向けた基礎づくりに集中的に取り組む必要がある」と語っ た。

ブラジル中央銀行のメイレレス総裁は3日、英イングランドのオ ックスフォードで記者団に対し、「不均衡とバブルの形成を抑制する上 で国際的な協調が必要であり、その一部では国際的な規制や諸国間に おける規制の対称性が求められる」と発言した。

ダーリング財務相は、過去2年の市場の動揺の責任を問われる金 融機関の監督を強化し、国際経済の秩序を保つ大掛かりな規制の枠組 みの中に資産価格に関する計画も盛り込みたい考えだ。

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