南アのリチャーズベイの石炭輸出:2年ぶり高水準-アジアの需要で

アフリカ最大の石炭輸出ターミナ ル、南アフリカ共和国のリチャーズベイの10月の石炭輸出が、アジア の需要拡大により約2年ぶりの高水準に達した。

リチャーズベイのウェブサイトによると、同ターミナルの10月の 石炭輸出は675万トンと、677万トンに達した2007年12月以来の高 水準となった。今年はインドの輸入企業が石炭販売を下支えしている。 同国は発電能力を2012年までに約2倍に増強することを目指してお り、石炭不足に直面している。南アからの供給が最も多い欧州では、 リセッション(景気後退)に対処するため企業が減産を実施し需要が 軟化した。

フランスの銀行ソシエテ・ジェネラルと化学品メーカー、仏ロー ディアの排出権取引合弁会社オルベオのアナリスト、エマヌエル・フ ァジェス氏(パリ在勤)は5日の電話インタビューで「完全にアジア がけん引している」と指摘。「インドの人々をはじめリチャーズベイに 注目する人が増えているが、中国向けに供給されていても驚かないだ ろう」と述べた。

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