インド株は最大10%下落も、企業収益の伸び悩みで-投信運用担当者

インド株式相場は向こう半 年以内に最大で10%下落する可能性がある-。同国で今年最も 運用成績が良い株式投資信託のファンドマネジャー、パンカジ・ ティブレワル氏(30)がこう予想した。企業収益が予想に届か ないことが株価下落の原因と説明している。

ティブレワル氏は5日のインタビューで、「株価は駆け上が ったが、今はファンダメンタルズが追いつく必要がある」と指 摘。「これが起きなければ本当に失望することになる恐れがあ る」と語った。同氏が運用する「プリンシパル・エマージング・ ブルーチップ・ファンド」の今年のリターンは120%と、30銘 柄で構成されるインドの株価指標のセンセックス指数のほぼ2倍 となっている。

インドでは歴史的な低金利や政府の支出拡大を背景に、セン セックス指数が3月9日の安値から2倍に値上がりしている。同 指数の予想株価収益率(PER)は18.9倍で、BRICs諸国 の中では中国の上海総合指数の同22倍に次いで割高となってい る。ブラジルのボベスパ指数は同16.1倍、ロシアのMICEX 指数は同12.6倍。

ティブレワル氏によれば、センセックス指数採用銘柄の大半 はすでに2011年の利益予想を株価に織り込んでいる。

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