米ウォール街のヤンキースファン、Wシリーズ優勝の余韻に浸る

大リーグのワールドシリーズ(7 回戦制)は4日に第6戦が行われ、ニューヨーク・ヤンキースがフィ ラデルフィア・フィリーズを7対3で下し、史上最多となる27度目の 優勝を果たした。シリーズ制覇は2000年以来9年ぶり。

資金運用会社フェデレーテッド・インベスターズ(ニューヨーク、 運用資産4000億ドル)で株式担当の最高投資責任者(CIO)を務め るスティーブン・オース氏(53)は「過去9年間つらい思いをしたの で、勝つことの難しさは分かる」と話し、ヤンキースの勝利はニュー ヨークとマーケットの士気を高揚させることになろうと指摘。「S&P 500種の20ポイント分の効果があると思う」と語った。

顧客と一緒にニューヨークで第6戦を観戦したフィフス・サー ド・アセット・マネジメント(シンシナティ、運用資産186億ドル) のキース・ワーツCIO(49)は、ヤンキースの勝利により、今年の 自身の予想の信ぴょう性が高まったと指摘。生涯一ヤンキースファン を自負するワーツ氏は「毎年、トップ10予想リストを作っている。17 年間ずっとだ。トップ10予想の1つは常に、ヤンキースのワールドシ リーズ優勝。今年はようやくこの予想が的中した」と話した。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの小型株ストラテジスト、 スティーブン・デサクティス氏(41)は、3勝0敗でリードしていた ヤンキースがボストン・レッドソックスに敗れた2004年のア・リーグ 優勝決定戦の記憶が鮮明だったため、ヤンキースがワールドシリーズ を制覇してほっとしていると言い、これで睡眠時間を少し長く確保で きると語った。

デサクティス氏は「ワールドシリーズについて1つ言えるのは、 試合の時間が遅いことだ。われわれの業界の朝はかなり早いため、シ リーズ中は寝不足になる。シリーズが終ったので、何か予定を入れな ければならない、わたしのカレンダーは真っ白だ」と語った。

熱心なファンの気持ちは、フィラデルフィア・トラスト(フィラ デルフィア)のCIOでヤンキースファンのリチャード・シーシェル 氏にもよく分かる。同氏は4日、ニューヨークで第6戦を観戦。地元 に戻ったのは翌日の午前3時だった。午前中はフィリーズファンの同 僚から祝福を受けたという。

シーシェル氏は「同僚にはわたしを祝福せずに、松井を祝福して ほしいと言っている」と語った。

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