ワタベ株が年初来安値、海外挙式減り上期減益-インフル流行を懸念

ワタベウェディング株が4日続 落。5日公表の上期決算は9月29日の減額修正通り、61%の営業減 益だった。消費低迷などから海外で挙式を行うカップルが減少、国内 挙式の宿泊・宴会の稼働率も想定を下回る。インフルエンザの流行な ども警戒され、一時前日比3.7%安の1056円と年初来安値を付けた。

ワタベの上期(4-9月)連結営業利益は前年同期比61%減の 2億1400万円だった。挙式取扱件数は、海外が同1.5%減の7391 件、国内が同2割増の6068件、今期から本格的に運営を開始した 「メルパルク」(旧郵便貯金会館)は2187件(国内挙式に含む。

海外挙式の減少について、ワタベ経営企画室IR担当の北脇直豊 氏は「失業率の悪化や消費減退などで、ハネムーンの行き先として海 外が選ばれなくなっていたようだ。新型インフルエンザの流行で200 件のキャンセルが出たほか、飛行機の便数や席数が減ったことなども 影響した」と指摘している。

通期(2010年3月期)の連結営業利益は前期比39%減の17億 円を計画。上期の進ちょく率は12.6%だが、北脇氏によると「受注 の状況から試算した数値で達成確度は比較的高い」という。

円高・ドル安傾向などで海外挙式の申し込みは足元で増加、また 直近でインフルエンザ発生を理由にキャンセルされる例は出ていない。 「仮にインフルエンザが流行した場合は、国内リゾートに振り替えて もらったり、日程を延期してもらったりし、できるだけ弊社で取り扱 えるようにしたい」と北脇氏は話していた。

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