米国の世界での役割は変化へ-PIMCOエルエリアン氏らFTに寄稿

債券ファンド最大手、米パシフ ィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のモハメ ド・エルエリアン最高経営責任者(CEO)とエグゼクティブ・バ イスプレジデントのラミン・トルーイ氏は、英紙フィナンシャル・ タイムズ(FT)に寄稿し、世界の準備通貨としてのドルの将来に 関する議論は、米国が世界経済で果たす役割の1要素を扱っている にすぎないとの見解を示した。

両氏はFTオンライン版に5日掲載された寄稿文で、さまざま な「国際公共財」の唯一の提供者としての米国の役割は今や進化し つつあると指摘した。

両氏によると、経済危機がグローバル・システムの中核で発生 したため、米国の役割のほとんどは弱まった。そのため、取り組む べき2つの政策的課題があるという。ひとつは、どの国際公共財を 復元でき、どれを共同で提供できるか、どれが交換必要かといった 問題。もうひとつは、それをどう実行するかだという。

さらに両氏は、交換の必要な国際公共財の一つは、世界成長の けん引役としての米国の役割で、それが家計の負債により今や制約 されていると指摘。世界経済が持続可能となるためには、「特に、 これまで輸出主導型の成長を遂げてきた中国など」で、内需の大き な源となるものが必要だとの認識を示した。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 藤田比呂子 Hiroko Fujita +81-3-3201-8662 hfujita2@bloomberg.net Editor: Kanta Watanabe 記事に関するエディターへの問い合わせ先: John Simpson at +1-416-203-5726 or jsimpson12@bloomberg.net

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