日本光電株が9カ月ぶり高値、売上原価率改善し一転営業増益予想に

医療用電子機器を手掛ける日本光 電の株価が前日比6.7%高の1615円と急騰し、2月6日(1757円)以 来の高値を回復した。売上構成の変化による粗利率の改善などを理由に 5日、2010年3月期の業績予想を上方修正した。連結営業利益は一転 増益に転じる見通しとなり、業績回復期待が高まった。

新しい連結営業利益予想は前期比1.2%増の82億円で、従来計画 を22億円上回る。保守サービス、純正消耗品の販売を促進して売上原 価率が改善。費用削減活動の継続も寄与する。

野村証券は5日付で日本光電株の目標株価を1300円から1700円に 引き上げた。担当の甲谷宗也アナリストは投資家向けのメモで、「大幅 な固定費削減を受け、予想のマージン前提を引き上げた」と説明する。 ただ、コスト削減だけでは中長期の成長性が見えてこないとして、投資 判断は「2(中立)」を据え置いた。

ブルームバーグ・データに登録されたアナリスト7人の今期連結営 業利益の予想平均値は74億円。野村証はこれまでの67億円から88億 円に引き上げ、アナリスト予想の最高値を見込む。

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