ドイツ取引所7-9月:38%減益-トレーディング減少や手数料削減

欧州最大の証券取引所であるドイ ツ取引所が5日発表した2009年7-9月(第3四半期)決算は、前 年同期比38%減益となった。世界的なリセッション(景気後退)によ る取引減少と手数料引き下げが響いた。

発表資料によると、純利益は1億5830万ユーロとなり、前年同 期の2億5730万ユーロから減少。ブルームバーグ・ニュースがまと めたアナリスト8人の予想中央値(1億6400万ユーロ)を下回った。 総収入は前年同期比19%減の5億90万ユーロ。総コストは同1%増 の3億670万ユーロだった。

サンフォード・C・バーンスティーンのロンドン在勤アナリスト、 ディルク・ホフマンベッキング氏とリチャード・ペロー氏は28日付 投資家向けリポートで「第3、第4四半期は低調なようだ」とし、「業 績は10年早くに回復するはずだ。主にデリバティブ(金融派生商品) 取引のけん引役であるヘッジファンドの活動が復活しつつあるため だ」との見通しを示した。

ドイツ取引所のほか、NYSEユーロネクストやナスダックOM Xグループ、ロンドン証券取引所(LSE)グループも、大恐慌以来 最悪の金融危機を受け、投資家のリスク回避に直面している。また、 多角的取引システム(MTF)と呼ばれるChi-Xヨーロッパやタ ーコイズ、バッツ・ヨーロッパなどから過去2年間に取引の25%以上 を奪われるなど、攻勢をかけられている。

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