英量的緩和の規模に市場失望、ポンドに再び圧力-BNPスタナード氏

【記者:Beth Mellor】

11月5日(ブルームバーグ):仏BNPパリバの為替ストラ テジスト、イアン・スタナード氏は5日、イングランド銀行(英 中央銀行)が資産買い取り枠を250億ポンド(約3兆7600億 円)拡大する決定を行ったことについて、電話インタビューで以 下のようにコメントした。

◎英中銀の決定について:

「市場は買い取りプログラムの500億ポンド拡大に備える ポジションに一段と傾いていた。その観点からすれば、市場はや や失望していた」

◎ポンド相場の見通しについて:

「英中銀の声明を受けた短期的な動きによって、ポンド相場 は目先、若干高くなると見込まれ、対ドルでは確実にそうなると 考えている。しかし、ユーロの対ポンド相場は引き続き持ちこた えて、当初のポジション調整が片付けば、ポンドは再び下げ圧力 にさらされるとみる」

「ポンドの対ドル相場は1ポンド=1.67-1.675ドルの領域 まで上昇すると見込まれるが、そこからは再び下落圧力にさらさ れると予想する」

「ユーロの対ポンド相場に関しては、1ユーロ=0.89ポン ドを上回る水準を今後も維持し、今後数日でそこから反発すると 考える」

◎ポンドとユーロの等価の可能性について

「われわれの予測は変わっていない。市場の動きはポンドが 中期的に圧力にさらされるとの見通しをなお大いに支持してい る」

BNPパリバは9月時点で、2010年1-3月(第1四半期) にポンドとユーロが等価になるとの予想を示していた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE