米FRB:総資産ほぼ変わらず、GSE債増加もCPが減少-週間統計

米連邦準備制度理事会(FRB) が5日公表した4日終了週のバランスシート(貸借対照表)報告に よると、総資産は前週比ほぼ変わらずだった。政府支援機関(GS E)債の保有残高が増えた一方、コマーシャルペーパー(CP)が 減少した。

4日現在、総資産は前週比35億4000万ドル(0.2%)増の 2兆1700億ドルだった。GSE債の保有残高は53億6000万ド ル増の1470億ドル。CPをFRBが直接購入する緊急プログラム (CPFF、昨年10月導入)のCP保有残高(額面ベース)は146 億ドルから99億8000万ドルに減少した。

FRBは先月、米国債買い入れプログラムを終了したものの、 与信拡大と景気回復に向けた取り組みの一環として、住宅関連債の 買い入れは来年3月まで続ける。ニューヨーク連銀のダドリー総裁 は先月、FRBのバランスシートが来年、2兆5000億ドルに拡大 する可能性があるとの見通しを示した。

4日現在、MBSの保有残高は前週比3億2800ドル増の7744 億ドル。米国債は19億6000万ドル増の7765億ドルだった。タ ーム・オークション・ファシリティー(TAF)に基づく商業銀行 向け貸出残高は変わらずの1392億ドル。商業銀行向け窓口(公定 歩合)貸出残高はほぼ変わらずの225億ドル。各国中銀との通貨 スワップ協定に基づくドルの貸出残高は10億5000万ドル減の 319億ドルだった。

FRBは4日、連邦公開市場委員会(FOMC)会合の声明で、 最大1兆2500億ドルのMBS買い入れプログラムを3月までに 終了する方針をあらためて表明するとともに、GSE債買い入れプ ログラムの規模を最大2000億ドルから1750億ドルに縮小した。

4日現在、資産担保コマーシャルペーパー(ABCP)市場と マネーマーケット・ファンド(MMF)に流動性を供給するプログ ラム向け貸出残高は4週連続でゼロだった。

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