豪中銀総裁:経常赤字、今後数年で大幅増も-デフレ懸念は弱まる

オーストラリア準備銀行(RBA、 中央銀行)のスティーブンス総裁は5日、同国の経常赤字が今後数年 間で「大幅」に増加する可能性があるとの見解を示した。鉄鉱石や石 炭、ガスなどに対する中国の需要により刺激された資源分野での好況 は、その大部分が海外からの資金流入で支えられているためとしてい る。

企業幹部らを集めたメルボルンでの夕食会で同総裁は、経常赤字 について、「従来の平均であった」国内総生産(GDP)の4-5%と いう規模を「数年間は大幅に上回る」可能性があると述べた。

豪経常赤字は2009年4-6月(第2四半期)に133億豪ドル(約 1兆900億円)に拡大し、過去1年余りで最大となった。7-9月(第 3四半期)分は12月12日に公表される予定。

スティーブンス総裁はまた、物価上昇率の目標水準は2.5-4.5% と強調した上で、「目標に達しない可能性は、間違いなく消えたと思う」 と語った。

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