UBS元幹部が運輸ヘッジファンド設定へ-海運のタフトンが出資

スイスのUBSの元マネジングデ ィレクター、アンドルー・バーカーとレイモンド・マグワイアの両氏 がグローバル運輸ファンドの設定を計画している。世界最大の海運ヘ ッジファンド、タフトン・オセアニック・ファイナンス・グループが このファンドに出資する。

バーカー氏とともにファンドの最高投資責任者(CIO)を務め るマグワイア氏(香港在勤)は4日のインタビューで、この「タフト ン・トランスポート・インベストメント・ファンド」が来年1月初め に投資を開始する予定であることを明らかにした。海運業界以外の運 輸やインフラ関連株の取引を通じて年間15-20%のリターン(投資収 益率)を狙う。

資産家ウォーレン・バフェット氏など資産運用者が景気回復を見 込み運輸株に投資するなか、新ファンドのタフトンは、市場の方向性 ではなく株式のバリュエーションギャップから利益を狙う。

マグワイア氏(36)は「運輸業界の本質は、サブセクターとして の多様性に加え、誤った価格設定により常にチャンスが見込めるとい う点だ」と指摘。「航空会社などにハイパーサイクル的な投資ができる 一方、空港インフラなどへは債券のような投資も可能だ」との見方を 示した。

マグワイア氏によると、新ファンドの運用能力は最大20億ドル (約1800億円)。運用開始時点の資金の目標額やタフトンの投資額に ついてはコメントを控えた。同氏は、航空会社や空港、航空宇宙産業、 鉄道、バス、物流、有料道路などに投資するグローバル運輸ファンド としては初のケースになるとしている。

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