米国債、長短金利格差は過去最大に拡大も-モルガン・スタンレー

米モルガン・スタンレーによると、 2年物と10年物米国債の利回り格差(スプレッド)は6月以来の水準 まで拡大し、その後「重要な抵抗線」を突破した後、過去最大となる 可能性がある。

モルガン・スタンレーの米金利戦略責任者、ジェームズ・キャロ ン氏(ニューヨーク在勤)はリポートで、米連邦準備制度理事会(F RB)が政策金利を「長期にわたって」ゼロ近くに維持する方針をあ らためて示す中で、4日に256ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)を上回ったスプレッドが、まず275bpに拡大すると予測し た。ただ、247bpを下回って終了した場合は「この見方を撤回する」 と説明している。

キャロン氏は「長期的にスプレッドは2010年1-6月(上期)に 350bpに達するだろう」と予想し、「われわれの中心的な見方は引き 続き利回り曲線(イールドカーブ)の傾斜拡大(スティープ化)だ。 長期債の利回りは一段と高くなり、短期の利回りは低水準で安定した ものになる」と話す。

スプレッド拡大は、異なる満期の債券利回りをグラフ化したイー ルドカーブのいわゆるスティープ化だ。スプレッドは5月27日に276 bpと過去最大に達した。

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