トタルとシェブロン:ガーナの油田権益争奪戦は静観-「混乱」回避

欧州3位の石油会社、フランスの トタルと米シェブロンは、ガーナにある18億バレル規模のジュビリー 油田の権益取得を目指していないことを明らかにした。所有権がどう 配分されるか不明確であるためとしている。

トタルの戦略的計画担当バイスプレジデント、ジャンジャック・ モスコニ氏は3日、ベネズエラのポルラマルでのインタビューで「こ の件は既にかなり混乱しており、この状況をさらに混乱させたくない」 と述べ、「ジュビリー油田は魅力的なターゲットだが」、権益がどのよ うに配分されるか「明確に理解する必要がある」との見解を示した。

ガーナは一部の石油メジャー(国際石油資本)の注目を集めてお り、ジュビリー油田の権益についてはこれらの企業が争奪戦を繰り広 げている。ガーナの石油産業は黎明(れいめい)期にあり、輸出に向 けた原油生産の開始は1年先とみられている。ジュビリー油田を運営 する英タローオイルによると、同油田は2007年6月に発見され、潜在 埋蔵量は最大18億バレル。

非公開の米石油開発会社コスモス・エナジーは10月12日、ジュ ビリー油田の権益23.49%を含む同社のガーナの資産を米エクソンモ ービルに40億ドル(約3600億円)で売却することで合意したと発表。 ガーナ石油公社はその翌日、資産の売買に関してはコスモスと依然協 議中であるとし、売却完了後にパートナーとなる可能性のある企業か らの提案を検討する意向を示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE