米国とEU:WTOにパネル設置を要求-中国の資源輸出制限問題で

米通商代表部(USTR)と欧 州連合(EU)は4日、中国による鉄鋼や化学品の原材料の輸出制限 に関して、世界貿易機関(WTO)に紛争処理小委員会(パネル)の 設置を要求した。

欧米当局の訴えによれば、中国は国内メーカーが安価に調達でき るよう、マグネシウムや亜鉛など20種の鉱物などの輸出を規制する ための特別な税制を採用している。

欧米当局はそれぞれ発表文書で、製造業や労働者にとって「決定 的に重要」な原材料の輸出制限が合法的かどうかの判断をWTOに求 めたことを明らかにした。今回の要求にはメキシコも加わっている。 輸出制限の対象とされる原材料には、鉄鋼やアルミニウム、化学業界 で利用されるコークスやボーキサイト、マンガンなどが含まれている。

欧米当局は中国が鉱物資源の輸出を制限しているとして6月にW TOへ提訴し、その後は解決に向けて中国と協議を進めてきた。US TRの報道官、デビー・メスロー氏は、EUと米国、メキシコは「協 議を通じて問題解決に取り組んだが、成功しなかった」と語った。

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