加藤製株が続落、都心でもクレーン需要落ちる-最終赤字予想に一転

クレーンとショベルが2本柱の加 藤製作所の株価が前日比5.3%安の161円と3日続落。クレーンの買い 替え需要が低迷しており、今期(2010年3月期)の最終損益は従来の 増益予想から一転して赤字に転落する見通しとなった。配当予想も引き 下げており、業績不振を受けて売りが増加した。

会社側が4日に発表した業績予想修正によると、連結最終損益は 10億円の赤字(前期実績は5億円の黒字)に転落する見込み。従来予 想は13億円の黒字だった。業績悪化を受け、年間配当予想は7円から 5円に引き下げた。

同社の高橋啓二執行役員は「先行して低迷していた地方に加え、都 心でもクレーンの販売数量が落ちてきた」と語る。景気先行きの不透明 感から、「中小建設関連業者の買い替え意欲が低下している」と高橋氏 は指摘。同様に需要が落ち込んでいるショベルは、現地生産している中 国が世界で唯一需要が落ちていないものの、生産能力の関係から全体の 不振をカバーするには至っていないとしていた。

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