米デリバティブ規制法案、政府のコストは約790億円-CBO試算

米議会予算局(CBO)は3日、 デリバティブ(金融派生商品)業界を対象とした新たな法律が施行さ れた場合、政府当局が負担するコストは8億7200万ドル(約790 億円)になるとの試算を発表した。市場監視のための権限拡大の一環 として、規制当局が監督を強化することになるためだ。

コストの内訳は、米証券取引委員会(SEC)で2010-14年度 (09年10月-14年9月)に5億8100万ドル、米商品先物取引委 員会(CFTC)で2億9100万ドルとなっている。CBOによると、 両委員会でそれぞれ13%(450人)、40%(235人)の増員が必要 となる見込み。

米議会は現在立法作業を進めている段階で、下院金融委員会が 15日に承認した規制法案では民間企業にも負担を求めることになる。 ただCBOは、業界に掛かるコストは規制当局による新法の解釈に大 きく左右されるため、現時点では算出できないとしている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE