フジシール株が急騰、コスト削減と海外好調で業績予想増額-最高益へ

シュリンクラベルが主力のフジシ ールインターナショナルの株価が急騰。工場の統廃合などで製造コスト や経費を圧縮、4日公表の上半期(4-9月)決算は事前の会社計画を 上回った。海外事業も好調で今期(2010年3月期)は最高益更新を見 込んだため、投資家の買いが優勢となった。

株価は一時、前日比6.4%高の1952円まで上昇し、9月9日以来 約2カ月ぶりの高水準に値を戻した。

上半期決算によると、本業のもうけを示す連結営業利益は前年同期 比22%増の50億円と、前回予想(40億円)を10億円(26%)上回っ た。飲料向けラベル製品の製造コスト低減などで営業利益率が11.0% と、前年同期(8.4%)から2.6ポイント向上したことが功を奏した。

地域別営業益をみると、日本が同25%増の39億円、北中米が同

6.1%増の5億7000万円、欧州が同21%増の6億1900万円だった。現 地通貨ベースでの増益率は、北中米が18%、欧州が50%。

新しい通期業績予想は、連結営業利益が前期比19%増の71億円、 1株利益(EPS)が153円17銭で、それぞれ過去最高となる予定。 引き続き製販一体となった経費削減に注力、生産性の向上を図る。同社 株をカバーする証券系アナリスト2人の事前の予想平均は、営業益が 69億円、EPSが150円だったため、会社計画は市場コンセンサスを やや上回った。

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