国際帝石株が続伸、原油予想上げ今期純利益は上振れへ-一段増額も

国内石油開発最大手の国際石油 開発帝石株が一時、前日比4.2%高の78万8000円と8月24日以 来、およそ2カ月ぶりの上昇率を記録。同社はきのう、今期(2010 年3月期)の連結純利益は860億円(従来予想560億円)とアナリ スト予想を上回る見通しを発表しており、業況好転を評価する買いが 優勢となった。

ブルームバーグ・ニュースが集計したアナリスト予想の中央値は 750億円だった。業績見通しの上振れは、前提条件の原油価格予想を 引き上げたため。同社は、これまで1バレル当たり57ドルだったブ レント原油の通期平均価格見通しを64.7ドルに修正した。また、下 期の予想を従来予想比10ドル高の65ドルとした。期初から11月4 日までのブレント原油先物価格の平均は66.06ドル。一方で、足元 の価格(11 月4日)は78.89ドルまで上昇している。

ドイツ証券の直原知弘アナリストは、国際帝石の「原油価格予想 は保守的。さらなる上方修正があるとの見方が市場では強まっている。 ドイツ証券は、ブレント原油を下期75ドルと見ている」と話した。

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